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マウスピース矯正の値段が安いおすすめブランド|11社の料金を比較!

マウスピース矯正の値段が安いおすすめブランド|11社の料金を比較! 歯列矯正

歯列矯正をしたいけれど、やっぱり気になるのは見た目…だからマウスピース矯正をしようか考えている人は多いですよね。マウスピース矯正にかかる費用やブランドごとの特徴、ワイヤー矯正との違いについて分かりやすく解説しています。

ワイヤーが目立つワイヤー矯正よりもマウスピースの方がメリットも多い印象を持たれる方が多いですが、マウスピース矯正にもデメリットはあります。良いところと悪いところをきちんと把握した上で、歯列矯正をどうするか検討してみて下さい。

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正の画像
マウスピース矯正とは、マウスピース型の矯正器具を口にはめ込むことによって歯を移動させる矯正方法のことです。歯列矯正のイメージとしては、ブラケットを使用したワイヤー矯正を思い浮かべると思いますが、マウスピースは透明なので目立ちにくく、矯正していることが分かりにくいです。

歯科クリニックでも、待合室にマウスピース矯正のポスターが貼ってあったりしますよね。

矯正用のマウスピースは、実際の歯並びと小さなズレがあるものをオーダーメイドで何個か作ります。ブランドや治療計画によっても異なりますが、作ったマウスピースを1~2週間サイクルで交換していき、歯を移動させていくのがマウスピース矯正の仕組みです。

マウスピース矯正の治療方法・リスクについて

治療方法 悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療
リスク 長期的な矯正装置の装着によって、歯の磨き残しから生まれる虫歯・歯肉炎・歯周病などのリスク。
装着した直後に痛みを感じる可能性。治療中に一時的にかみ合わせに不具合をきたす可能性。
注意点 1日20時間以上のマウスピース装着が必須

ワイヤー矯正よりも虫歯・歯周病のリスクは低いですが、マウスピース矯正は1日20時間以上、装着しないといけないというデメリットは事前に把握しておきましょう。

十数ブランドのマウスピース矯正が存在

マウスピース矯正のブランドは歯科医院によって取り扱いが異なる
マウスピース矯正で使用するマウスピースは、歯科医院やクリニックがオーダーメイドで作っているわけではありません。マウスピースにはブランド(製造メーカー)があり、各歯科医院、クリニックごとに好きなものを取り入れています。

そのため、まず矯正するためのクリニックを選ぶよりもマウスピース矯正のブランドを先に選び、そのブランドを取り扱っている医院を探す…という流れが個人的にはベストだと思っています。

※同じブランドでも、検査料・調整料など総額の料金設計は医院によって異なります。

マウスピース矯正ブランド11社を比較

マウスピースを製造しているブランド11社の比較表がこちらです。費用目安の違いや、治療範囲の違いが大きなチェックポイントになります。

※表はスクロールできます。
値段目安 開発国 治療範囲 治療期間目安* 通院間隔 推奨年齢
ウィスマイル矯正 23.1万~88万 日本 奥歯を含む
全顎
3ヶ月~11ヶ月 2ヶ月~3ヶ月/1回 高校生からも可
インビザライン 45万~100万 アメリカ 奥歯を含む
全顎
6ヶ月~2年 1ヶ月~3ヶ月/1回 小児矯正あり
キレイライン矯正 19.8万~46.2万 ※1 日本 前歯上下12本
全顎矯正
2.5ヶ月~1年 都度払い:2週間に1度
コース払い:2.5ヶ⽉に1度
男性16歳以上
女性14歳以上
(前歯の歯根完成時期が目安)
Oh my teeth 33万/66万 日本 奥歯を含む
全顎
3ヶ月~ 原則不要 永久歯列完了後
マウスピース矯正
ローコスト
17.6万~120万 日本 奥歯を含む
全顎
3ヶ月~ 2ヶ月/1回
クリアコレクト 20万~80万 アメリカ 奥歯を含む
全顎
1ヶ月~3年 1~3ヶ月/1回
アソアライナー 20万~70万 日本 奥歯を含む
全顎
3ヶ月~1年半 1ヶ月/1回
hanaravi 33万/49.5万/66万 日本 前歯上下12本 3ヶ月~1年程度 原則不要 15歳程度
Smile TRU 20万~60万 アメリカ 奥歯を含む
全顎
3ヶ月~ 2週間/1回 永久歯列完了後
DENマウスピース 40万~100万 日本 奥歯を含む
全顎
6ヶ月~2年 2週間~1ヶ月/1回 小児矯正あり
DPEARL 30万~70万 日本 奥歯を含む
全顎
2ヶ月~ 1ヶ月/1回
※1 別途、初回検診料、再診料、リテーナー費用がかかります。
※保定期間は含めません。

マウスピース矯正のおすすめブランド4選

値段の安さはもちろん、ちゃんと歯列矯正の実績があって評判の良いマウスピース矯正を探している人向けに、おすすめのマウスピース矯正を4つご紹介します。

値段が安いからという理由だけで選んでしまうと、追加料金の多さや仕上がりに納得がいかず後悔してしまうことが多いため、こちらのおすすめを参考にしてみてください。

ウィ・スマイル矯正

ウィ・スマイル矯正の特徴

費用目安 23.1万~88万円
治療範囲 奥歯を含む全顎
治療期間目安* 3ヶ月~11ヶ月
取り扱い医院 全国100院以上
※保定期間は含めません。
ウィ・スマイル矯正の特徴

  • 明朗会計で来院の度に費用がかかることがない
  • 3Dシミュレーションで治療後のイメージができる
  • 出っ歯やすきっ歯にも対応した矯正
  • 1回1,650円のお試しプランがある
  • 初診料が0円。検査料もかからない
  • 全国100院以上の歯科クリニックが加盟している

ウィ・スマイル矯正は全国60院以上の歯科クリニックが加盟するブランドで、奥歯を含む全顎矯正にも対応しています。プランは8回、12回、18回、24回、30回と豊富にありますので、軽度でも重度でも自分に合った最適なプランを提案してもらえます。

このブランドがおすすめできる理由として、1回プラン1,650円のお試しコースがあるということです。マウスピース矯正をするのが初めての方ばかりだと思いますが、実際に装着してみないと分からないことの方が多いと思います。

痛み、違和感、続けられそうか、など確認したいことはたくさんあるでしょう。ウィ・スマイル矯正だと1回のお試しプランがあるため、イメージと異なればその1回で終了することができます。契約して高額な費用を支払った後に、後悔することも少ないのではないでしょうか。

初診料や初回カウンセリングが無料となっているので、気になった方は提携している最寄りの歯科クリニックで相談してみてください。

ウィ・スマイル矯正の提携院を探す

インビザライン

インビザライン矯正の特徴

費用目安 45万~100万
治療範囲 奥歯を含む全顎
治療期間 3ヶ月~3年
取り扱い医院 全国多数
インビザラインの特徴

  • 世界100ヵ国以上、利用者2000万人以上と高い実績がある
  • 費用は高めだが、実績はもっとも多い
  • どのような治療を行うのか、治療の結果どうなるのかが事前に分かる
  • 目立たないため歯列矯正を始めやすい
  • 痛みが少ない

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が提供しているマウスピース矯正の先駆けとも言われている歴史ある矯正方法です。その実績もあってか世界100ヵ国以上で導入されており、利用者は2000万人以上とされています。

インビザラインシステムの強みとして挙げられるのが、3Dコンピューターを使って事前にどのような歯が動いて矯正されていき、結果的にどのような歯並びになるのかが事前に分かることです。そのため、初めての歯列矯正でも安心して進めることができます。

インビザラインのマウスピース画像

インビザラインの歯列矯正はゆっくりと歯を動かしていきます。そのため、歯が動く際に出る痛みというのが少ないです。口の中を傷つけにくく、口内炎などの症状が出ることも少なくなっています。

インビザラインを取り扱っている歯科医院は多いため、信頼している歯科医院がお近くにあれば相談するもよし、特になければ湘南美容歯科クリニックがおすすめ。料金が明朗会計ですし、SBCグループなので症例実績がとても豊富です。一度ご検討ください。

湘南美容歯科クリニック公式へ

キレイライン矯正

キレイライン矯正の特徴

費用目安 19.8万~46.2万円 ※
治療範囲 部分矯正~全顎にも対応
治療期間目安* 軽度・中度:2.5ヶ月~1年
取り扱い医院 全国120院以上
※別途、初回検診料、再診料、リテーナー費用がかかります。
保定期間は含めません。
キレイラインの特徴

  • リーズナブルな価格で矯正できる
  • 提携クリニックは全国120院以上あり通いやすい(※2024年6月時点)
  • 2017年6月~2023年11月の契約者数が12万件以上ある
  • 都度払いプランもあり、自分のペースで治療を進められる

歯科矯正は100万円以上の費用がかかるイメージを持っておられる方も多いですが、キレイラインは部分矯正に力を入れることで低価格かつ高いクオリティの実現をさせたブランドです。一部クリニックでは全顎矯正にも対応しています。

対応できる歯並びは、出っ歯・すきっ歯・ガタガタした歯並びなどが挙げられます。抜歯の必要がある矯正には向いていませんが、見える範囲だけ矯正してコストを抑えたい方には特におすすめです。

値段の目安は19.8~46.2万円となっており、支払い方法は現金・クレジットカード・デンタルローンがあります。デンタルローンを利用すれば月々約3,100円*からマウスピース矯正ができるため、無理なく治療を進行していくことができるでしょう。また、990円から始められるお試しマウスピースも用意されていますよ。

※クリニックに来院した際には初回検診料として税込3,300円程度の費用がかかります。

※デンタルローンを利用して10回コース(税込330,000円)を120回払いで支払う場合の分割支払金額です。
※一部クリニックはローン非対応。
※信販会社や手数料はクリニックにより異なります。

Oh my teeth

Oh my teeth(オーマイティース)の特徴

費用目安 部分矯正:33万円
全体矯正:66万円
インビザライン:88万円
治療範囲 奥歯を含む全顎
治療期間 部分矯正:約3ヶ月~6ヶ月
全体矯正:約6ヶ月~1年
取り扱い医院 10院(東京・名古屋・埼玉・札幌・大阪・広島・福岡)
特徴

  • 矯正のプロが指導してくれるので安心して矯正に臨める
  • 症例によっては通院が1回のみで済む
  • シミュレーション通りに動かない場合の保証がある
  • 歯列矯正と同時にホワイトニングも可能
  • インビザラインの取り扱いもある

Oh my teethは症例実績3万件以上あり、最初のカウンセリングから無料でレントゲン、3Dスキャンを使って理想の歯並びのシミュレーションが行えます。このプロセスにより、精密かつ個別化された治療が可能となり、症例によっては治療期間を短縮することができます。

治療期間は部分矯正であれば3ヶ月~6ヶ月ほどで矯正が完了します。一番嬉しいのは、マウスピースの個数や期間に関わらず一律料金となっていることでしょう。追加で費用がかかることがないため、安心して治療に取り組めるようになっています。

さらにOh my teethであれば、マウスピースの内側にホワイトニング剤を付けることで矯正と同時にホワイトニングもできます。矯正が終わるころには歯も白くなっているのは嬉しいですね。

カウンセリングの所要時間は30分ほど。レントゲンやシミュレーションなどで自分の理想とする歯並びなどのチェックもできるので、ぜひ行ってみてください。カウンセリングは無料です。

公式サイトはこちら

マウスピース矯正とワイヤー矯正のメリット・デメリット

ここからは、マウスピース矯正とワイヤー矯正のメリット・デメリットをまとめています。

ワイヤー矯正の特徴

ワイヤー矯正のメリットとデメリット
ワイヤー矯正とは、動かしたい歯にブラケットやワイヤーなどを装着して矯正を行う方法です。歯の表面、もしくは裏側に装置を装着させますので、見た目的に目立つことがあります。では、ワイヤー矯正のデメリット・メリットを見ていきましょう。

デメリット

  • 矯正装置が目立ちやすい
  • 取り外し不可のため口腔ケアが必要
  • 定期的に通院する必要があるためスケジュール管理が難しい
  • 治療期間が比較的長めになりやすい
  • 痛みや違和感がある人が多い

ワイヤー矯正のデメリットと言えば、やはりワイヤーが目立つという点です。裏側に装着する、目立ちにくい透明や白色の装置を使うなどで対策はできますが、それでも最初の方は話している時、笑っている時、食事している時に違和感があるかもしれません。

ワイヤー矯正は装置の取り外しが自分ではできません。ワイヤーに食べ物の残りが溜まりやすいため、歯磨きも入念にする必要があります。もし虫歯になると、虫歯治療が完了するまで歯列矯正はストップです。

定期的に通院する必要があるため、社会人だとスケジュール管理が難しい場合があります。それに加えて、矯正が完了する時期も長めで1年~3年ほどかかると言われています。すべてにおいて長期的な治療になると考えておきましょう。

また、ワイヤー矯正を利用する人の約8割がなんらかの違和感や痛みを感じるとも言われています。これは、歯が動く際に出るプロスタグランジンという物質が痛みを感じさせているのです。歯が締め付けられる、違和感がある、浮いてる感じがするなど、感じ方には個人差があります。

メリット

  • 適応範囲が広く、ほぼすべての症例に利用可能
  • 治療料金が比較的安く済みやすい
  • 洗浄などの管理をしなくても良い

ワイヤー矯正最大のメリットは、出っ歯や受け口、叢生(そうせい)など様々な症例で使用することができます。マウスピース矯正だと不可能だと判断されても、ワイヤー矯正であれば矯正することが可能というパターンがあるのです。

原則は自由診療ですが、顎変形症など一定条件では保険適用となる場合があり、安く済むこともあります。ただし、食事やスポーツをしていて装置が壊れると追加で料金が発生する可能性もありますし、通院の数が多ければ多いほどそれだけ診察料もかかってくる点は覚えておきましょう。

ワイヤー矯正は自分で取り外しはできないものの、食事などの際にいちいち取り外さなくて良いという利点もあります。装置の洗浄や管理なども基本的に必要ありませんので、そういった手間が面倒な人にはおすすめです。

マウスピース矯正の特徴

マウスピース矯正のメリットとデメリット
マウスピース矯正とは、透明なプラスチック製のマウスピースを歯に被せることで行う矯正方法です。歯に被せるため自由に取り外しができ、比較的違和感なく矯正を進めていくことができます。口の中を傷つけることもありませんので、口内炎などになりやすい人にもおすすめです。

デメリット

  • 1日20時間以上装着しておく必要がある
  • 小児や骨格性要因を含む症例には適さない
  • 外したマウスピースを管理する必要がある(清潔に保つ・紛失に気を付ける)
  • 歯並びによってはマウスピース矯正だと対応しきれないことがある

マウスピース矯正はマウスピースを装着することで歯を移動させる矯正方法です。そのため、マウスピースは1日20時間以上は装着しておかなくてはいけません。つまり、1日で取り外れる時間の合計は4時間以内ということになります。

最初は意識して20時間以上装着するように計算していますが、慣れた頃に忘れて放置してしまうことがあるのです。それでは歯は動きませんし、それが結果的に治療完了までの時間を延ばしてしまう原因にもなってしまいます。

マウスピースは徐々に汚れが溜まっていきます。そのため、食事のときは外すなど意識していくことが大事です。それに加えて、外したマウスピースを洗って清潔にし、紛失しないように管理する必要があります。紛失したら料金もかかるため注意です。

マウスピース矯正は多くの矯正に活用できますが、歯の状態によっては矯正に適さない場合があります。重度な出っ歯や受け口になると、骨格のバランスの問題となるためマウスピース矯正では歯を動かすことが難しいです。まずは、歯科医師に相談してみましょう

メリット

  • マウスピースは透明のため目立ちにくい
  • 自由に取り外すことができる
  • 金属アレルギーがあっても矯正できる
  • 食事などに制限がなく歯磨きも自由にできる
  • 軽度~中等度であれば比較的短期間で終了する
  • 矯正中の痛みが少ない

マウスピース矯正最大のメリットとも言えるのが、透明で薄い素材で作られているため矯正中だということが分かりにくいという点です。歯列矯正をしていることを周囲に知られたくない…という方は、マウスピース矯正を検討してみて下さい。

マウスピースは自由に取り外すことも可能です。デメリットの方でも書きましたが、1日4時間以内であれば外すことができます。食事中やデート中など自由に取り外しできるため、矯正を始めたばかりの頃はマウスピースに慣れていないため重宝するでしょう。

食事時には取り外すことで食事に制限はありません。何を食べてもしっかりと口腔ケアをすれば虫歯になるリスクは低く、歯磨きの方法もとくに変わったことをする必要はありません。

歯の状態にもよりますが、矯正が完了するまでの期間は比較的短めになっています。軽度~中度であれば、マウスピース矯正で早めに治療するのがおすすめです。ただし、後戻りもあるので歯科医師の指示にはしっかりと従いましょう。

矯正中は歯が動くため痛みが出ることがあります。これは歯が動く際に痛みの元となる物質が出ることで起こり、じわじわした痛みもあれば、突発的な痛みなど症状は人それぞれですが、マウスピース矯正は痛みが少ないと感じる方が多いです。

どういったタイプの人にマウスピース矯正はおすすめ?

以下のポイントに当てはまる人はマウスピース矯正をおすすめします。

  • 歯列矯正中だということを他の人にバレたくない
  • 食事や歯磨きの仕方を制限されたくない
  • 矯正中の痛みをできるだけ少なくしたい
  • できるだけ早い期間で矯正を完了したい

マウスピース矯正はとにかく矯正中だとバレたくない人におすすめです。マウスピースは無色透明なので普段通り生活している分には、ほとんど分からないようになっています。薄くできているため話すのにも違和感はありません。

取り外しできるため食事を気にしたり歯磨き中に気を遣いたくない人にもおすすめです。矯正中の歯が動く際の痛みも少ないため、痛みが苦手な人やストレスなく矯正を終えたいという人にもおすすめと言えるでしょう。

そして、矯正が完了するまでの期間が短めであるため、矯正を早めに完了させたい人にもおすすめです。ただし、矯正が終わった後も一定期間はマウスピースなどで固定する必要がある点は覚えておくと良いでしょう。

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マウスピース矯正ができない人の例

ここまでマウスピース矯正について見てきましたが、歯並びなどによってはマウスピース矯正を受けることが難しい場合があります。実際に担当医に見てもらわないと確実なことは分かりませんが、以下の方はマウスピース矯正が難しい可能性があります。

歯並び(重度な出っ歯・重度な受け口・重度の叢生)

まずは、歯並びによってマウスピース矯正が難しい場合です。歯並びが乱れていることを「不正咬合/歯列不正」と言いますが、その中にも複数の種類に分けることができます。その中でもマウスピース矯正が難しいのは以下の状態の場合です。

①:重度の出っ歯
上の前歯、もしくは顎が前方へ突き出ていることを一般的に出っ歯と呼びますが、専門用語的には上顎前突(じょうがくぜんとつ)と言います。見た目的にも目立ちますし、呼吸も口呼吸になりやすいことからも矯正治療を希望する人が多い症状です。

軽度から中度くらいであればマウスピース矯正も可能ですが、重度の出っ歯になってしまうと矯正ではなく抜歯になってしまいます。もし骨格的な異常も伴っている場合は外科矯正となってしまう可能性も考えられます。

②:重度の受け口
下の前歯、もしくは顎が前方へ突き出ていることを一般的に受け口と呼びますが、専門用語的には下顎前突(かがくぜんとつ)と言います。上記の出っ歯が上の歯でこちらは下の歯です。よく顎がしゃくれていると表現されるほど見た目に特徴があります。

受け口になると、発音障害やかみ合わせが合わないなど症状が出るため矯正を行う必要があります。しかし、重度の受け口は上と下の顎のバランスが悪いことから発生するのが特徴です。そのため、歯並びを調整するマウスピース矯正ではなく、抜歯や外科矯正になります。

③:重度の叢生(そうせい)
叢生とは、歯並びが凸凹に乱れていることで、一般的には乱ぐい歯と言われています。咬み合わせが悪い、見た目が悪い、唇を噛みやすいなどの理由から矯正治療の希望者が多いです。スペース不足によって引き起こすため、重度の叢生にもなると細かい調整が難しくなるためマウスピース矯正は困難になってしまいます。

口内環境(重度な歯周病・抜歯が必要なケース・インプラントが入っている)

歯並びは問題ないものの、口内環境が悪いことでマウスピース矯正ができない場合もあります。

①:重度の歯周病
歯周病とは、歯茎の腫れや出血によって引き起こされる病気です。軽度であれば問題ありませんが、重度になると顎の骨にまで影響を及ぼします。その結果、顎の骨が弱くなる・骨が溶けるなどの症状が出てきて歯を支えきれなくなるのです。

マウスピース矯正を含む歯列矯正は、顎の骨に埋まっている歯を人為的に移動させることが必要になります。顎の骨が弱まっているということは移動しやすいと思うかもしれませんが、歯の移動には歯の再生も伴う必要があり、顎の骨が再生するのが難しい場合はマウスピース矯正ができないのです。

②:抜歯が必要なケース
歯列矯正するためには、スペース不足を補う必要があります。歯並びが異常な場合は、まず外科的手術で骨の顎を修正するか、抜歯してスペースを確保する必要があるのです。マウスピース矯正の技術は年々上がっているため、今後は抜歯しなくても適応範囲に入るかもしれません。

③:インプラントが入っている
マウスピース矯正を含む歯列矯正は、天然の歯根がある歯が対象となる処置です。虫歯治療で詰め物や被せ物をしている歯であっても、歯根が天然でしっかりしていればマウスピース矯正として処置を進めることができます。

しかし、インプラントは人工歯根のためマウスピース矯正が難しいです。なぜなら、マウスピース矯正のように矯正力を与えたとしてもインプラントは動かないからです。そのため、インプラント部分に関してはマウスピース矯正の対象外となります。

マウスピース矯正が難しい場合はワイヤー矯正を

もし上記のような理由でマウスピース矯正が難しい場合は、ワイヤー矯正にて歯列矯正を行うのが第一選択になります。ワイヤー矯正を一定期間行い、その後マウスピース矯正へ移行することも可能です。まずは、矯正医と矯正治療の流れについて相談してみましょう。

矯正に関するよくある質問

最後に、マウスピース矯正についてよくある質問をQ&Aという形で解説していきます。マウスピース矯正について知らないことも多いと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

Q.支払いのタイミングはいつ?

数十万円を超える大きな支払いは、「精密検査で矯正可能と診断され、矯正装置を発注・または装置取り付けの直前」のタイミングで支払うことが多いです。

ただし、それまでにも数千円~3万円程度の診察料・検査代などの出費が必要になることもあります。歯科クリニックによって異なるので、事前に確認するなどの対応をしておきましょう。

》もっと詳しく歯列矯正の費用を知りたい方はこちら

Q.マウスピース矯正は保険適用される?

矯正歯科治療は、基本的に「保険適用外の自由診療」となります。なぜなら、保険診療とは病気や症状が出ている人がそれを治療する場合に適用される制度だからです。つまり、歯列矯正のように歯並びを整えたい、見た目を良くしたいという美容目的での施術には適用できないのです。

Q.保険適用となるパターンは?

マウスピース矯正はどんな条件下においても保険適用外となりますが、ワイヤー矯正であれば以下のパターンに限り保険を適用させることができます。

① 前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)
② 顎の外科手術が必要な顎変形症の手術前・手術後の矯正歯科治療
③ 厚生労働大臣が定める疾患に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療
引用:日本矯正歯科学会

多いのは②のケースではないでしょうか。しゃくれている方もこれにあたります。保険適用されるのは、外科手術とワイヤー矯正をセットで行った場合となります。

Q.医療費控除は受けられる?

歯列矯正は非常に高額なため、できるだけ料金を抑える方法を考えなくてはいけません。その中で最も分かりやすいのが「医療費控除」です。歯列矯正は、条件を満たすことで医療費控除を適用させることができます。簡単に詳細を解説していきます。

そもそも医療費控除とは、自分もしくは家族のために支払ってきた医療費が1年で10万円以上になった場合に収めた税金の一部が返ってくるというものです。そのため、医療費控除の対象となった歯列矯正であれば税金の一部が返ってきます。

①:医療費控除の対象になるには
歯列矯正における医療費控除の対象条件は、歯並びが悪いことで起こる噛み合わせの不具合や発音などの機能面に影響が出ていると認められることです。「しっかり食べ物を噛めない」や「はっきりとした発音ができない」などの機能回復であれば適用されます。つまり、美容目的に歯列矯正では適用されません。

②:対象となる医療費
医療費控除の対象となる医療費は、その年の1月~12月までの1年間に支払った「治療費」と「交通費」です。ただし、自家用車などで利用したガソリン代などは対象外となります。あくまで公共交通機関の利用費となるので注意です。ローンやクレジット決済でも対象になります。

③:手続きはいつ行うのか
医療費控除の手続きは、翌年1月から申告することができます。医療費控除は還付申告となり、医療費を支払った年の翌年1月1日から5年以内ものもであれば申請可能です。申告するときは現在住んでいる地域を管轄する税務署で行いましょう。

④:いくら返ってくるのか
まずは、1年間で支払ってきた医療費から10万円(所得が200万円以下の場合は所得の5%)と保険金などで補填される分を差し引いた金額が医療費控除の対象金額です。その金額から所得税の税率をかけた金額が返ってきます。申告から約1ヶ月ほどで設定した口座に振り込まれます。

Q.矯正中に気を付けなければいけないことは?

これはマウスピース矯正とワイヤー矯正によって異なりますが、ここではマウスピース矯正中に気を付けるべき3つのことを紹介します。

①:装着時間を徹底する
マウスピース矯正の場合、取り外しができるため最初の方は違和感があって取り外す時間が長くなってしまいます。マウスピースにはメーカーごとに推奨される装着時間があります。1日10時間で良いものもあれば、20時間必要なところもあるのです。

マウスピース矯正を始める際に担当の歯科医師から装着時間に関することを教えてもらえますが、平均して20時間以上は装着しておくことが重要です。最初は違和感があってストレスかもしれませんが、装着時間が短いと矯正完了までの時間も長くなってしまいます。

参考:歯列矯正やらなきゃよかった…と後悔しないために

②:紛失しないよう管理する
マウスピースを外したら必ず定位置に置くようにしましょう。適当なとこに置いておくと、たとえ家の中であっても紛失してしまうことがあります。それに加えて、踏んでしまうとマウスピースが壊れるだけでなく踏んだ足がケガしてしまう可能性もあるのです。

外出中はとくに注意しなくてはいけません。旅行先での食事中やお風呂ではとくに紛失しやすくなっています。マウスピースを紛失すると新しいマウスピースができるまで治療をストップしないといけないだけでなく、新しいマウスピース代が必要になるなど負担が大きいです。

ペットを飼っている人、小さいお子さんがいる家庭などでも管理が重要です。とくに犬などはマウスピースをおもちゃと思ってボロボロになるまで噛んでしまう可能性があります。手の届かないところに置いておきましょう。

③:間食や偏った食事はやめよう
絶対に間食してはいけないというわけではありませんが、普段よりも頻度を落とした方が治療をスムーズに進めることができます。とくに甘いお菓子や砂糖が多い飲料水などを多く摂取していると、しっかりとブラッシングしても虫歯リスクが高くなってしまいます。

栄養が偏った食生活もできる限り改善するようにしましょう。そうすることで歯の動きなども阻害されませんし、歯の動きにも影響がなくなります。最初は難しいかもしれませんが、徐々にでも改善していくことが歯列矯正には重要です。

Q.金属アレルギーでも大丈夫?

素材や厚みはブランドにより異なりますが、マウスピース矯正であれば金属を使用しないタイプが多く、金属アレルギーが心配な方にも選ばれています。

ワイヤー矯正の装置は金属製、もしくは金属成分を含んでいることが多いため、金属アレルギーがあるけどワイヤー矯正をしたい人は、まず少数のみ装着して経過を観察します。それで問題なければ追加していく流れになりますので、まずは担当の矯正医に相談してみましょう。

Q.マウスピースは同じものをずっと使うの?

マウスピースは定期的に交換する必要があります。1枚のマウスピースは1週間~2週間使用したら破棄して、次のマウスピースを使用します。※あくまで一例です。

Q.矯正終了後の保証などはある?

マウスピース矯正が終わった後でも、しっかりと保証してくれる病院やクリニックはあります。それと同時に覚えておかないといけないことがあります。マウスピース矯正は、矯正が終わって歯並びがキレイになったとしてもマウスピースを装着する必要があるのです。

なぜなら、歯並びが元の状態に戻ろうとする「後戻り」と呼ばれる現象が起こるからです。これはワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも同様なのですが、この後戻りによって再び歯並びが悪くならないようにリテーナーと呼ばれる保定装置を装着しなくてはいけません。

リテーナーには3種類あり、「ワイヤー固定式」「プレート型リテーナー」「マウスピース型リテーナー」のいずれかを使用します。ワイヤー固定式であれば効果は高いものの取り外しができず、プレート型は安定性はあるが見た目や制作費用がかかります。

これまでマウスピース矯正をしてきた人であれば、マウスピース型リテーナーがおすすめです。同じく透明なマウスピースを装着するため見た目を機にせず使えます。ただし、耐久性に関して不安定な部分があるため歯科医師と相談して決めましょう。

ちなみに、保定期間は約2年間とされています。しかし、歯は移動し続けますのでできるだけ長期間装着することを推奨しています。定期的に自分でチェックし、何か不安なことや困ったことがあれば治療を依頼した病院やクリニックに相談することが重要です。

Q.今虫歯があるけど、矯正はできる?

もし歯列矯正開始前に虫歯が見つかった場合は、まず虫歯治療を行ってから矯正治療の方へ移っていくことが基本となります。虫歯の程度にもよりますが、軽度であれば詰め物とし、重度であれば詰め物や被せ物をするなどの治療を行います。

初期虫歯程度だった場合は、矯正治療を行いつつ経過観察も続けていくケースがほとんどです。虫歯治療で使用される詰め物や被せ物による影響で噛み合わせが変わることもあり、矯正治療が完了した後の歯の動きも考えた上で治療してくれます。

Q.矯正って虫歯になりやすいって聞いたけど大丈夫?

歯列矯正をしている場合、虫歯リスクが高くなることもあります。

①:ワイヤー矯正の場合
ワイヤー矯正の場合、矯正器具に汚れが付着することで虫歯になりやすいことがあります。ワイヤー矯正の器具は凸凹になっているため、そこに汚れが付着しやすいのと同時にブラッシングしにくいという特徴もあります。それが結果的に歯垢などになり、虫歯の原因となってしまうのです。

②:マウスピース矯正の場合
マウスピース矯正の場合は、矯正器具を取り外すことができるため口内を清潔に保つことができます。いつも通り歯磨きが行えるので、虫歯リスクはワイヤー矯正に比べると低いですが、歯の表面にアタッチメントを装着している場合などは汚れが溜まりやすいため注意が必要です。

もし矯正中に虫歯になってしまった場合は、こちらも虫歯治療を優先的に行います。ワイヤー矯正であれば矯正装置を外して治療を行い、マウスピース矯正であれば普段通りの虫歯治療が行われます。どちらの矯正方法でも、虫歯治療中にかみ合わせなどが変化して新しい矯正器具を作らないといけないこともありますので、虫歯にならないように注意することが重要です。

Q.虫歯予防はどうしたら良いの?

歯列矯正中は虫歯になりやすいですが、事前に予防することでリスクを減らすことができます。予防も簡単なものなので、ぜひ実践してみましょう。

①:ブラッシング
マウスピース矯正の場合は、取り外しができるため普段より入念にブラッシングすることで虫歯リスクを抑えることができます。取り外した後だけでなく、マウスピースを付ける前にもブラッシングすることが重要です。そして、マウスピースの清潔感も保ちましょう。

一方のワイヤー矯正の場合は、取り外しができない上に汚れが溜まりやすくブラッシングがしにくいという特徴があります。そのため、ワイヤー矯正の場合は通常よりも時間をかけた入念なブラッシングをする必要があります。

普通の歯ブラシによるブラッシングに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスなどを使って汚れが溜まりやすい箇所もしっかりと磨けるようにしましょう。注意点としては、力強くやると装置が外れてしまう可能性があるため、力加減は優しめにするのがおすすめです。

②:食生活を考える
これを食べてはダメ!というものはありませんが、甘いものを多く摂取する、栄養に偏りが出てしまう食生活だと虫歯リスクが高まります。間食や多量のアルコールなどは抑えると良いでしょう。

③:しっかりと通院する
歯列矯正は定期的な通院が必要となります。その際に歯の調子なども観察しますので、何か問題があればすぐに対処することが可能です。そのため、予約した日にはできるだけ通うようにし、スケジュール管理をしっかりとすることも虫歯リスクを減らすきっかけにもなります。

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